企業向けウイルスバスターにPC内のファイルが取得される脆弱性 - 修正プログラムが公開
トレンドマイクロは、企業向けウイルスバスターに脆弱性が見つかったとしてセキュリティ修正プログラムの提供を開始した。
脆弱性が見つかったのは、「ウイルスバスターコーポレートエディション7.x」「同8.x」や「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ3.x」「Trend Micro ビジネスセキュリティ5.x」。
同社によれば、一部プログラムのアップデートエージェントにおいて、リクエスト処理にディレクトリトラバーサルの脆弱性が存在し、クライアントPCから任意のファイルが取得されるおそれがあるという。
同社では「ウイルスバスター コーポレートエディション8.0」以外については、22日より修正プログラムの配布を開始。同製品についても11月12日よりプログラムを提供する予定。またリリースまでの回避策として、アップデートエージェント機能を無効にする方法を紹介している。
ウイルスバスター コーポレートエディションおよびウイルスバスター ビジネスセキュリティ用 Critical Patch 公開のお知らせ
http://www.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=1155
トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/
(Security NEXT - 2008/10/23 )
ツイート
PR
関連記事
「Firefox 131」が公開 - 脆弱性13件を解消
「Flowise」のチャットボットライブラリに脆弱性 - アップデートを
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を修正
400近いエプソン製プリンタやスキャナに脆弱性 - 管理者パスワードの設定を
寄付プラグイン「GiveWP」にRCE脆弱性 - 最新版へ更新を
「WordPress」向け寄付プラグインに深刻な脆弱性
ローコード開発プラットフォーム「Scriptcase」に深刻な脆弱性
SAPのeコマース製品はじめ脆弱性4件を悪用リストに追加 - 米当局
教員の業績管理システムに脆弱性 - パッチがリリース
「NVIDIA Container Toolkit」に「クリティカル」の脆弱性