「Flash Player 10」へ便乗するマルウェアがGoogle広告に - G DATAが確認
G DATA Softwareは、Googleの広告にマルウェアへのリンクが断続的に表示されたとして注意を呼びかけた。
同社によれば、今回確認されたのは最新版が公開された「Flash Player」に便乗する攻撃。ドイツのGoogleで「Flash Player」を検索すると、検索結果に正規サイトである「Adobe Flash Playerダウンロードセンター」へのリンクが表示されるものの、18日ごろから広告に不正サイトへのリンクが表示される状態になったという。
問題のサイトは、「www.flash-player-10.com」と名乗るサイトで、一見「Flash Player 10」がダウンロードできるように見せかけているものの、実際に配布されているのはマルウェア「Win32_Agent」。攻撃はドイツのGoogleで発生しており、日本向けのサービスでは見つかっていないという。
同社では、今後日本のユーザーをターゲットとした攻撃が発生する可能性があると警告。ソフトを利用する際に正規サイトより入手するよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2008/10/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
高野総合Gへのランサム攻撃 - 通信機器の設定ミスに起因か
委託先よりDBアカウント漏洩、医療従事者情報が流出 - サノフィ
RDP接続で侵入、サーバがランサム被害 - 巴商会
運営2サイトに不正アクセス、個人情報が流出 - シャープ
JAXAに不正アクセス - 攻撃起点はVPN、未知マルウェアも
端末49台がマルウェア感染、ランサムと異なる手法 - 富士通
さらなる情報を流出させたと攻撃者が主張 - KADOKAWAが調査
不正アクセスで個人情報が流出、スパム送信も - アイザワ証券子会社
新シリーズ「FortiGate 200G」を発表 - フォーティネット
JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも