米Adobeでもウェブサイトが改ざん被害 - ソフォスが発見
米Adobe Systemsのサイトが改ざんされ、閲覧者にウイルスをダウンロードさせる悪質なコードが埋め込まれていたことがわかった。
セキュリティベンダーのソフォスが、同サイトから不正プログラム「Mal/Badsrc-C」を配布する不正サイトへリンクしていることを発見したもの。SQLインジェクション攻撃によりデータベースが改ざんされたと見られている。感染した場合、さらにほかの不正プログラムがインターネットからダウンロードされる。
10月3日、ビデオブロガー向けに情報を提供しているページ上に問題を発見し、Adobeに連絡。16日過ぎにようやく解消したという。問題のサイトはAdobeが買収した企業のものだった。
同社では、今回のように大手企業の正規サイトでも改ざん被害に遭うケースもあり、また被害の90%が正規サイト上で発見されているとして、ウェブ管理者へ注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2008/10/21 )
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