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DBの提供を強化、複数の不具合を解消した「Kaspersky Anti-Spam」の最新版

Kaspersky Labs Japanは、機能強化や不具合を修正した企業向けスパム対策ソフトの最新版「Kaspersky Anti-Spam 3.0 MP1 CF3(バージョン3.0.284.1)」の提供を開始した。

最新版では、コンテンツフィルタリングのデータベースについて提供方法を改善。優先度が高く、サイズが小さいデータベースのみを頻繁に更新サーバへ追加し、更新時間についても3分、10分間隔と、従来の20分より短い時間を設定できるようになった。

さらにDNSのブラックリストを、ユーザーによる独自リストとデフォルトのリストに細分化。デフォルトリストの無効化が可能となったほか、メール本文内のURLリンクの検知が強化した。

また、送信者のIPアドレスをチェックする「ap-spfdモジュール」のエラーやWordフォーマットの一部の文書で作業中にエラー終了する不具合など複数の問題が修正されている。

(Security NEXT - 2008/09/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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