個別の脅威調査に応じるチケット制サービス - カスペルスキー
カスペルスキーは、マルウェアの解析やダークウェブの調査など個別に対応する「Kaspersky Ask the Analystサービス」を提供開始する。
同サービスは、契約者のリクエストに応じて脅威やセキュリティに関してリサーチャーによる見解やガイダンスなどを個別に提供する法人向けサービス。
マルウェアの検体を解析し、挙動や目的などを報告したり、特定のマルウェアファミリーに関する「IoC(Indicators of Compromise)」情報などの追加提供を行うなど、インシデント対応を支援。ダークウェブでやり取りされる情報の調査などにも対応している。
また同社サービス「Kaspersky APT Intelligence Report」を契約している場合は、記載内容に対する分析など依頼することが可能。組織内で検知された脅威とレポート内容との関連性などの調査にも応じる。
チケット制サービスとなっており、2営業日から10営業日ほどでレポートを提供。リクエストの内容によっては複数回のチケットが必要となる場合がある。
1年間に利用できるチケットが5回、10回、20回の3種類をサービスのラインナップとして用意。価格は270万円から(年間利用可能チケットが5回の場合)。
(Security NEXT - 2021/10/22 )
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