Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Winny経由で個人情報流出させた小学校教頭を懲戒処分 - 三重県

三重県は、ファイル共有ソフトを利用し、個人情報を外部に流出させたとして、東員町立神田小学校の教頭に対して懲戒処分を行った。

同県教育委員会によれば、同教頭は個人情報含む業務データを許可を得ず持ち帰り、自宅のパソコンに保存。パソコンにファイル共有ソフト「Winny」や「Share」をインストールされており、ウイルスに感染したことから2005年度の全校生徒374人分の個人情報含む名簿などがインターネット上に流出した。

7月に掲示板へ流出を指摘する書き込みが行われ問題が発覚。同県教委では今回の事故を受け、同教頭に対して減給10分の1、1カ月の懲戒処分を実施した。

(Security NEXT - 2008/09/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

戸籍情報に不正アクセスして家系図作成、職員を処分 - 阿蘇市
コロナ対応で生徒情報持ち出し、紛失した高校管理職を処分 - 長野県
NAS上の人事異動情報に不正アクセス、職員を処分 - 新潟市
市立斎場職員が利用者情報を金銭目的で漏洩 - 八尾市
住民関連の情報をLINEグループに投稿、職員を懲戒処分 - 湖南市
他職員に対して窃盗や不正アクセスした職員を懲戒免職 - 岐阜県
人事情報の不正閲覧で職員2人を処分、以前から漏洩のうわさ - 筑前町
委託先従業員がマイナカード申請情報を私的利用、好意持ち連絡 - 郡山市
神戸市、個人情報の不正操作で職員処分 - 保険料増額の通知から発覚
子会社従業員が有効期限間近のデジタルギフトを不正入手 - デジタルプラス