カルテ漏洩や患者クレカ不正利用で付属病院看護師を処分 - 秋田大
秋田大学は、情報を漏洩したり、患者のクレジットカードを不正に利用した秋田大学医学部付属病院の看護師2人に対し、懲戒処分を実施した。
同大によれば、情報を漏洩した看護師は、2023年11月に業務上の必要がない1000件以上のカルテを不正に閲覧。親族に関するカルテ情報を身内に漏洩した。さらに知人のカルテ情報も不正に閲覧しており、同知人に電話をかけたという。
また別の看護師は、9月に入院患者のクレジットカードを取得して、不正に45万円分を使用し、一部の購入品を転売していた。
同問題の発覚を受けて、同大では10月22日付けで情報を不正に閲覧し、漏洩した看護師に対し、停職4カ月の懲戒処分を実施。またクレジットカードを不正利用した看護師に対しては、同日付けで懲戒解雇としている。
(Security NEXT - 2024/11/12 )
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