Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

企業向けウイルスバスターの脆弱性解消パッチを提供へ - トレンドマイクロ

トレンドマイクロは、企業向けの「ウイルスバスター」で見つかった脆弱性を解消する修正プログラムを9月3日より順次公開する。

今回提供される修正プログラムは、「ウイルスバスターコーポレートエディション」や「ウイルスバスタービジネスセキュリティ」「Client/Server Security」など、一部企業向け製品に見つかった脆弱性を解消するパッチ。

問題の脆弱性は、ウェブ管理コンソールの認証を回避できるもので、正規ユーザー以外の第三者からアクセスされる可能性がある。Secuniaが8月22日にアドバイザリを公表していた。

修正プログラムは、9月3日より順次公開され、9月25日までに各関連製品へ提供される予定。同社では、修正プログラムがリリースされるまでの回避策として、ウェブ管理コンソールへの接続方法をSSLへ変更するよう呼びかけている。

ウイルスバスター コーポレートエディションおよびウイルスバスター ビジネスセキュリティ用 Critical Patch 公開のお知らせ
http://www.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=1138

トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/

(Security NEXT - 2008/09/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み