Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ランサムウェアの被害ファイルを復元できる無償ソフト - Doctor Web

Doctor Webは、暗号化を行い、復号化と引き替えに金銭を要求するランサムウェア「Trojan.Encoder.19」の被害ファイルを復元する無償ユーティリティを公開した。

同社によれば、問題のトロイの木馬へ感染すると、「doc」「xls」「jpg」をはじめ、PC内のドキュメントや画像、動画、音声、ソースコードなど特定の拡張子を持ったファイルが勝手に暗号化されるという。さらにPC内には、復号するにあたり10ドルを支払うよう要求する脅迫状が保存される。

同社では、「Trojan.Encoder.19」を解析し、コマンドプロンプトから被害ファイルを復元するユーティリティを開発。今回無償で公開したもので、ウェブサイト上から誰でもダウンロードし、利用することができる。

被害に遭った場合、トロイの木馬が潜伏している可能性があるため、ユーティリティを利用する際はあらかじめ駆除を実施した上で利用するよう同社では案内しており、今回のユーティリティで復元できないファイルがあった場合はサンプルとして提供してほしいと呼びかけている。

(Security NEXT - 2008/08/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サーバ9割以上が暗号化被害、セキュ対策ソフト削除も - 鉄建建設
「Emotet」対策でパスワード付きzip添付ファイルのブロックを推奨 - 米政府
約4割でインシデント被害、対応費用は約1.5億円 - 4.4%が「Emotet」経験
クラウドのシステムが暗号化され脅迫受ける、詳細は調査中 - ベルパーク
【不正チャージ問題】金融機関口座の取引履歴、「合算」表示に注意を
マルウェア「Emotet」が巧妙化、国内で感染拡大 - わずか1.5日で相談23件
ランサムウェアに感染、障害が発生 - 経済同友会
セキュソフトに新版、リモート接続の保護機能を搭載 - Avast
「Emotet」の脅威 - 組織やビジネスへの影響を考える
クラウドでのデータ侵害、構成ミスが8割強 - IBM調査