個人情報の誤廃棄や手形の誤送付が発生 - 日新信金
日新信用金庫は、個人情報の誤廃棄や誤送付など関連事故を公表した。
今回誤廃棄が判明したのは、西明石支店が扱った「給与振込口座依頼書」の控え2件。同書類は、給与振込の受取口座の指定する際に利用し、事務処理後に取引先へ返却する控えで、4月に事務処理は済んでいたものの、所在がわからなくなったという。
同書類には、取引先企業で働く従業員の「氏名」「住所」「電話番号」のほか、「振込指定金融機関名」「振込指定口座番号」「印影」などが記載されている。
7月1日に取引先より控えの返却が行われていないと指摘を受け、事故が判明した。同金庫では、不要となった書類などとともにシュレッダーで誤破棄された可能性が高いとしており、関係者へ事情を説明したという。
また、同行玉津支店においては、7月3日に「金融機関借入用約束手形」の誤送付事故が発生。別の顧客へ発送した郵便物に混入し、受け取った顧客の指摘により問題が判明した。
手形には、振出人となる法人代表者の氏名が書かれていたことから、関係者に対して事情を説明し、謝罪している。
(Security NEXT - 2008/07/31 )
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