「iPhone」や「iPod touch」に複数の脆弱性 - アップデートが公開
アップル製端末「iPhone」「iPod touch」において複数の脆弱性が明らかになった。アップルでは、脆弱性を解消したアップデート「iPhone v2.0」「iPod touch v2.0」を公開している。
脆弱性が見つかったのは「iPhone v1.0」から「同v1.1.4」、および「iPod touch v1.1」から「同v1.1.4」まで。両端末に搭載されているウェブブラウザ「Safari」において、不正なウェブサイトを閲覧した場合にコードが実行されたり、証明書をユーザーの許可なく受け入れる問題、クロスサイトスクリプティングの脆弱性、XML文書の処理によるサービス拒否など、8種類の脆弱性に対処した。
また、パケット処理の問題により、リセットされるカーネル上の問題や、「WebKit」「CFNetwork」の脆弱性など、あわせて13種類の脆弱性を解消している。
About the security content of iPhone v2.0 and iPod touch v2.0
http://support.apple.com/kb/HT2351
(Security NEXT - 2008/07/14 )
ツイート
PR
関連記事
「Firefox 138」がリリース - 複数の脆弱性を修正
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正