Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

外部事業者との協議メモがLimeWire経由で流出 - 長崎県

長崎県が航空路線などについて全日空と協議を行った際のメモが、インターネット上へ流出したことがわかった。

流出したのは、2007年11月22日に同県と全日空が東京で実施した協議の内容が記されたメモ。協議終了後、同月24日に同県地域振興部地域政策課の職員が、自宅パソコンで作成していた。

同職員は、メモ作成後もパソコン内からデータを削除しておらず、家族がファイル共有ソフト「LimeWire」をインストール、利用したことから外部へ流出したと見られている。またメモ以外にも、2003年に実施したPRイベントで撮影されたスナップ写真が流出した。

同県では、やむを得ず外部で作業する際に、「Winny」などをインストールしておらず、ネットワークに接続されていないパソコンで作業するよう定めており、終了後はデータを削除するよう指導していた。今後関係者に対して事情を説明し、謝罪するという。

(Security NEXT - 2008/03/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個人情報含むファイル1369件で権限不備、外部アクセス可能に - エイチーム
講座受講生の個人情報がほかの受講生から閲覧可能に - 群馬県
入学選抜情報をクラウド上に保存、複数生徒がアクセス - 都立高校
JVCケンウッドの欧州グループ会社にサイバー攻撃 - メール障害から判明
核関連機関の端末が不正通信 - 核物質防護への影響は否定
法人顧客の従業員情報が流出した可能性、原因調査中 - NTTドコモ
元契約社員のPCからファイル共有ソフト経由で顧客情報流出 - NTT西
ファイル共有ソフト経由の個人情報流出、あらたに1万人が判明 - 秋田市
ファイル共有ソフト経由の個人情報流出、あらたに279件の被害が判明 - 秋田市
バックアップに利用した職員私用PCからファイル共有ソフトで情報流出 - 秋田市