「懸賞金が当たった」メールに注意 - 国民生活センターが警鐘
国民生活センターは、「懸賞金が当たった」という嘘のメールを携帯電話に送り、懸賞金を受け取るために必要だと騙して金を払わせようとする手口が多数発生しているとして、注意を喚起している。
同センターによれば、懸賞サイトや出会い系サイトから、数百万から数千万の懸賞金が当選したとメールが送られ、懸賞金を受け取るために必要な金を支払ったが懸賞金はもらえなかったという相談が、全国で相次いでいるという。
懸賞金を受け取るためには業者とメールでやり取りする必要があり、そのためにはポイントの購入が必要と言われ、数万円のポイント代を支払ってしまうケースが多い。購入ポイントがなくなるとさらにポイント代の支払いを求められ、途中でやめようとすると業者から「今やめたらもったいないなど」などと引き止められるという。
やり取りを続けていても懸賞金は受け取れず、業者の指示に従ううちに300万円近く払った事例も報告されている。同センターでは、応募をしていないのに懸賞金が当たることは通常あり得ないこと、また応募していても懸賞金がもらえないこともあるとして、このようなメールが送られてもお金を払わず、万が一払ってしまった場合には警察か最寄の消費者センターに相談するよう求めている。
(Security NEXT - 2008/02/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Androidアプリセキュアコーディングガイド」英語版を公開 - JSSEC
要介護認定調査の連絡票を路上でクリアファイルごと紛失 - 神戸市
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
顧客取引データ保存されたディスク2枚が所在不明 - 西村証券
サイト侵害で個人情報流出の可能性 - 幼児向け通信教材会社
説明会の参加者向けメールで誤送信 - 鳥取労働基準監督署
Elasticのエンドポイント対策「Elastic Defend」に脆弱性 - 修正版を提供
2025年9月も300件強のDDoS攻撃を観測 - IIJレポート
「NVIDIA App」インストーラに脆弱性 - 権限昇格のおそれ
先週注目された記事(2025年11月2日〜2025年11月8日)
