ISEPAの活動内容が明らかに - 「人材育成マップ」作成や相互認証目指す
情報セキュリティ教育事業者連絡会(ISEPA)は、今後の活動内容などを発表した。
同会は、情報セキュリティの人材育成を目的に、民間企業や関連団体など10団体が中心となり発足した連絡会。事務局は、日本ネットワークセキュリティ協会内に設置される。
同会では、活動内容が異なるワーキンググループ「イベントWG」「スキルWG」「相互認証WG」を設置。「イベントWG」では、年間3回から4回のイベントを実施するほか、成果発表を行うワーキングショップの開催、ウェブや出版などの広報活動を進める。
「スキルWG」では、各団体の資格試験の内容を体系的に整理。セキュリティ人材の分析、定義づけなど行い、2008年2月を目途に「人材育成マップ」を作成し、情報セキュリティのキャリアパスを示す計画だ。
一方、「相互認証WG」では、大学や教育機関における教育プログラムの互換性の実現を目指しており、教育プログラムや資格や資格取得要件、相互認証などのリストを作成する。教育コンテンツの開発や認定を行うほか、不足する講師の共有や教育機関の連携など進める。
(Security NEXT - 2007/11/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ネットワーク侵害を確認、詳細を調査 - テーオーシー
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Adobe ColdFusion」に緊急性高い脆弱性 - 早急に対応を
「Firefox 146」がリリース - 権限昇格やUAFなど脆弱性13件を解消
複数Fortinet製品に認証回避の深刻な脆弱性 - 影響確認と対策を
MS、2025年最後の月例パッチ - ゼロデイ含む脆弱性56件に対処
国内セキュリティ産業の振興コミュニティが発足
JPCERT/CCベストレポーター賞、多数の報告で寄与した2人が受賞
