Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

トレンドマイクロのウイルスハンタープロジェクト、1年間で2431種の新規ウイルスに対応

トレンドマイクロは、一般ユーザーからウイルス検体を募集する「ウイルスハンタープロジェクト」において、1年間で2431種の新規ウイルスに対応した。

同プロジェクトは、一般ユーザーからウイルスの疑いがある不審なファイルの提出を受け付けるもの。第2回目となる今回は2006年6月1日から2007年5月31日まで実施され、9人の検体提供者により2431種の新規ウイルスについて報告を受け、対応した。

おもな内容は、ウェブ経由でダウンロードされるトロイの木馬、バックドア、ワーム、スパイウェア、ファイル感染型ウイルス、Winny関連、ワンクリックウェアなど。

同社によれば、ウェブ経由で感染し、不正サイトへ誘導してプログラムをダウンロードさせるケースが増えていることから、不正プログラムを配布するサイトのURLに関する報告も多かったという。同社では、URLフィルタなど不正サイトへのアクセスをブロックする対策へ情報を活用している。

(Security NEXT - 2007/07/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「JVN iPedia」登録、前四半期から4割減 - 累計20万件を突破
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正
水道メーター取替業務の一部伝票が所在不明に - 門真市
メアド記載のメールを複数団体に送信、メール再利用で - 佐賀県
「Firefox 125.0.1」をリリース、脆弱性15件を修正
再委託先における2023年2月のランサム被害を公表 - 国交省