島根銀行、顧客情報2万7387件を紛失 - 虚偽報告も明らかに
島根銀行は、顧客情報計2万7387件を含む内部資料や帳票などの紛失が明らかになったと発表した。
今回の紛失事故は、8月から9月にかけて実施した自主点検の結果、判明したもの。実際に今回の調査で判明したのは1653件で、同行が2005年に実施した点検時に判明していた紛失件数も追加されている。同行では、2005年度の紛失件数を所轄官庁に対して紛失件数を22件と報告していたが、実際は34種類2万5734件に及んでいたという。
所在が不明となっているのは、預金残高一覧表や貸出金残高明細書など電算還元資料16種、その他帳票11種、その他個別資料など10種で、合計2万7387件の顧客情報が記載されていた。顧客名、口座番号、預金残高などが含まれており、一部資料には住所や電話番号も含まれる。
今回の原因について、他の不用書類とともに誤って廃棄処理された可能性が高いと結論付けている。
(Security NEXT - 2006/11/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
メール誤送信で事業所担当者のメアド流出 - やまがた産業支援機構
配布調査書に個人情報、作成元資料のデータが残存 - 都立高