Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ベリサイン、外部攻撃の防御と内部からの情報流出を防ぐASPを提供

日本ベリサインは、ウイルスメールやスパムなどの遮断機能と、内部からの情報漏洩も防ぐフィルタリング機能を備えた企業向け総合メールセキュリティソリューション「Postini Perimeter Manager Enterprise Edition」を提供開始した。

同製品は、同社と米Postiniとの連携により提供される総合メールセキュリティソリューション。ASP型サービスで提供されるため、ソフトウェアやサーバの購入が不要。最短1週間で導入でき、運用後のバージョンアップ費用なども必要ない。

スパムブロック、メールウイルスフィルタ、コンテンツフィルタ機能などが提供されるほか、システムの構築から保守までをPostiniがすべて管理するため、ユーザー企業は専用管理画面から個別のフィルタリング設定を行うだけで、安全なメール環境を維持することができる。

またオプションとして、インスタントメッセージのフィルタリングやアーカイブサービス、メールの暗号化サービスなども用意されている。価格は、1000ユーザーの場合で初期費用が37万円。月額利用料は1メールアドレス当たり470円。

(Security NEXT - 2006/11/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

リモートアクセス経由で侵害、従業員情報が流出か - 三菱製紙
ランサム被害で個人情報が流出した可能性 - オオサキメディカル
組織向けコラボツール「Mattermost」に脆弱性 - 「クリティカル」も
SWITCHBOT製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
「Fluent Bit」に認証回避やRCEなど脆弱性 - アップデートで修正
脅威情報共有基盤「MISP」がアップデート - 2件の脆弱性を修正
入力委託先で特定健診の受診票などが所在不明に - 守口市
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
口座振込の確認メールを「CC」送信、メアドが流出 - 大阪市
総当り攻撃で内部侵入、挙動検知してサーバ隔離 - タマダHD