Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、偽造ソフトウェア対策プログラムを運用開始

マイクロソフトは、試験運用を実施していた正規Windows推奨プログラム「Windows Genuine Advantage」の正式運用を開始し、バージョン1.0として全世界に提供すると発表した。

同プログラムは、同社が従来から実施している偽造ソフトウェア防止対策の一環として提供されるもので、利用しているパソコンが正規のWindowsソフトウェアで稼働しているかどうかをチェックするプログラム。ユーザーには、更新プログラムやプレミアムソフトウェア製品の提供などを含む、正規Windowsのメリットを提供したいとしている。

Windowsの更新プログラム 、およびMicrosoftダウンロードセンターを利用する際、同プログラムによるライセンスの確認が、初回アクセス時に必要になる。また、Windows XP ProfessionalあるいはHome Editionの偽造ソフトウェアを知らずに購入してしまったユーザーを対象に、救済策を提供する。

(Security NEXT - 2005/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
顧客情報含むハンディ端末が所在不明に - ミツウロコヴェッセル
サイトが改ざん被害、外部へ誘導される状態に - 京都府社会福祉協議会