Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

JOMOカードに不正使用の形跡 - 一部店舗から漏洩か

ジャパンエナジーは、同社が発行しているクレジットカード「JOMOカードプラス」のカード番号がインターネット上で不正使用されていたと発表した。

5月21日から6月5日までの間に発生しており、26会員分だっただった。提携カード会社のトヨタファイナンスの調査により判明したもので、なりすましによる不正使用などが行われた形跡があるという。現時点では、顧客へ請求するといった事態は発生していないとしている。

いずれも都内同一店舗で入会受付したもので、住所や電話番号が不正使用されていることから,カード会員情報が漏洩している可能性が高いという。

同社では、警察へ報告、今後は対策本部を設置し,提携カード会社と原因究明に取り組む予定。現時点では、不正使用されたカードの受付店舗が限定されているため、会員情報の保管や廃棄状況やアクセス状況を中心に調査を進めている。

同社では、同店で入会したJOMOカードプラス会員74名に対して,新しいカードの発行手続きを実施するほか、厳重な管理を指導徹底するとしている。

(Security NEXT - 2005/06/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み