Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

小学生児童名簿がWinnyで流出 - 一宮市立小学校

愛知県一宮市内の市立小学校から児童名簿がインターネット上に流出していることが明らかとなった。

同市教育委員会が発表したもので、市内の小学校の全児童の名簿や教員名簿がインターネット上に流出していたという。問題の名簿は、ファイル交換ソフト「Winny」上に流出したものと見られ、住所や電話番号をはじめ、保護者の情報や成績表も含まれている。

漏洩の原因は、教員のひとりが自宅へ作業のために持ち帰り、パソコンにデータをコピー。その後、ウイルス感染によりインストールしてあったWinnyから流出したとされている。

(Security NEXT - 2005/06/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

水道メーター交換で利用した帳票が所在不明 - 桐生市
メール誤送信でセミナー参加者のメアド流出 - 沖縄振興開発金融公庫
八十二銀と長野銀の出向者が顧客情報を外部送信 - 契約内容を誤解
「セキュリティ対応組織の教科書 3.2版」が公開 - 実例など収録、評価シートも刷新
自動車部品メーカーのヨロズでランサム被害 - 被害状況など調査
ニデック子会社のサイバー攻撃被害 - データ約5万件が公開
Apache Solrに認証バイパスの脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
DigiCert、「マネージドDNS」を展開するVercaraを買収
Veeam製バックアップ製品の脆弱性を標的に - 複数ランサムウェアが悪用
米当局、「SolarWinds WHD」や「Windows」など脆弱性3件の悪用に注意喚起