Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ソフォス、スパム送信国ワースト12を発表 - ワーストは米国

ソフォスは、2005年1月から3月に受信したスパムを分析してまとめた「スパム送信国ワースト12」を発表した。

同レポートによれば、スパム送信国ワースト1は前回と変わらず米国で、同期間の全スパムの平均35.70%を配信していた。しかしその割合は1月から12%ほど減少している。この減少傾向は、多くのISPがポリシーを策定し、スパマーにネットワークサービスを提供しないようにしているからだという。

同社によれば、先月世界中で配信されたスパムの半数以上は、ハッカーやウイルス作成者によって悪用されているゾンビPCから送信されているという。そのため法人や個人ユーザーは、ゾンビPCを作ってしまわないよう、ウイルス対策やファイアウォールの導入、マイクロソフトのパッチ適用などを行うことが不可欠だとしている。

スパム送信国のワースト12は次の通り。

米国
韓国
中国(香港を含む)
フランス
スペイン
カナダ
日本
ブラジル
英国
ドイツ
オーストラリア
ポーランド

(Security NEXT - 2005/04/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

米親会社委託先にサイバー攻撃 - 希少疾患の製薬会社
未使用でも影響、7月修正の「IEゼロデイ脆弱性」 - 遅くとも5月に悪用
2Qはインシデントが約8.5%増 - フィッシングが増加
アカウント管理システムに侵害の痕跡、個人情報が流出 - 伊藤忠丸紅鉄鋼子会社
Dockerエンジンの認証プラグインに脆弱性 - CVSSは最高値だが悪用可能性は低
「BIND 9」にアップデート - DoS脆弱性4件を修正
Chromeのアップデートが公開 - セキュリティ関連で24件の修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
ブラウザ「Chrome」にアップデート - セキュ関連で10件の修正
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も