Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ソフォス、3月のトップ10ウイルスを発表

ソフォスは、2005年3月におけるコンピュータウイルスの報告数をまとめ、「トップ10ウイルス」として発表した。

同発表によれば、2004年末に出現した「Zafi-D」が報告数の45.1%を占め、4カ月連続で1位となった。また、2005年2月に発生した「Sober-K」が4位に入っている以外は、全て既存の古いウイルスがトップ10を占めている。

同社では、以前に発生したウイルスが余りにも広く拡散しているため、新しいウイルスがトップ10チャートに入り込む余地がなかったと説明している。しかし新しいウイルスによる脅威が減ったわけではなく、ウイルス対策を常に最新の状態に保っておくことが必要だとしている。

同社では、3月に1225件の新規ウイルスを検知、駆除対応した。同社の統計では、3月に使用されたメールのうち2.62%がウイルスメールで、これは先月の3.54%よりかなり低くなっているという。

同社が発表したトップ10は以下の通り。

W32/Zafi-D
W32/Netsky-P
W32/Zafi-B
W32/Sober-K
W32/Netsky-D
W32/Netsky-Z
W32/Netsky-B
W32/MyDoom-O
W32/Netsky-C
W32/Netsky-Q

(Security NEXT - 2005/04/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

除草工事委託先への安全講習会案内メールで誤送信 - 茨城県
ITインフラ監視ツール「Pandora FMS」に脆弱性 - アップデートで修正
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
若年層向けアジアCTF大会「ACSC 2025」が8月開催 - 世界大会は東京
ランサム被害でデータ暗号化、原因など調査 - 新興プラスチックス
ポケモングッズ通販サイトにPWリスト攻撃 - 一部で会員情報改ざんも
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティリリースが公開
ブラウザ「Chrome」の「Cookie暗号化保護」を破壊する「C4攻撃」
大音量で煽る「サポート詐欺」の被害、端末内部に学生情報 - 名大
メール送信した資料に物件オーナーの個人情報 - 長谷工ライブネット