Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

東京電力、顧客情報が記載された口座振替払申込書49枚を紛失

東京電力は、3月11日、東京支店口座振替手続きセンターにおいて、顧客情報が記載された「電気料金等口座振替払申込書」計49枚を紛失したと発表した。

紛失した申込書は、口座振替払申込書の登録処理を委託している関連会社が、電気料金の口座振替払い申込を受付登録したもの。3月11日に一部の処理が完了していないことが判明したため、金融機関に問い合わせたところ、49枚の申込書が届いていないとの回答があった。

その後事務所内を捜索したが見つからず、警察へ遺失物届を提出した。経緯を検証した結果、同申込書を誤って裁断処分する書類などに混在し、処分してしまった可能性が高いことが判明したという。

同社では、申込書が社外へ持ち出された可能性は低いとみている。しかし被害に遭った顧客に対しては、個別に訪問して謝罪し、事情説明を行っているという。

(Security NEXT - 2005/03/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み