Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ボーダフォン、携帯番号表示偽装へ対抗策

ボーダフォンは、他通信事業者から同社携帯電話に着信する通話において、発信者電話番号が偽装されて携帯電話に表示される問題で、対応策を発表した。

同社では、発信者電話番号が偽装されて表示される恐れがある通話について、一定の条件により識別し、その通話の発信者電話番号を表示しないようにするという。同対策は3月14日より順次開始し、22日には国内における対応を完了する。

発信者電話番号を偽装し、自宅からの電話や警察署の電話番号を表示させ、振り込め詐欺などに用いられる事件が発生、問題となっていた。

同社では、今後も引き続き発信者電話番号の偽装表示に関する調査を進め、あらたな手法が発覚した場合には、電気通信事業者協会を通じて他事業者と情報の共有化を図りながら、ともにその防止策を検討していくとしている。

(Security NEXT - 2005/03/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省
個人情報含む伝票綴りを紛失、誤廃棄の可能性 - JAおきなわ
中学校で卒業生の個人情報が生徒用端末から閲覧可能に - 半田市
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意