Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

UFJカード、33件のフィッシング詐欺被害が発生

UFJカードは、2004年9月から10月にかけて同社クレジットカードが偽造される被害が発生したと発表した。

同社によれば、ルーマニアなどにおいてクレジットカード33名分が偽造され、そのうち8名のクレジットカードにて「キャッシング」により、借り入れが行われたという。被害総額は約150万円。同社では、調査の結果、偽造カードの情報は、「フィッシング詐欺」により不正に収集、作成されたものとしている。

同社は、不正なクレジットカード利用を検知するシステムを用いて、盗難や偽造されたクレジットカードの不正利用を常時モニタリングしており、盗難されたクレジットカードによる不正利用は、顧客の負担にならないように対応している。偽造による被害ついても、盗難被害と同様の対応となる。

同社では、メールにて「カード番号」「有効期限」「暗証番号」の入力を依頼することはないとし、そのようなメールを受信しても、メールへ返信したり、ホームページへのログインなどしないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2005/02/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

地域電子商品券「はばタンPay+」サイトで不具合、個人情報流出 - 兵庫県
買収予定関係者に個人情報含む用地実測図を誤送信 - 新潟県
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
証明書発行システムがランサム被害、影響など調査 - 流通経済大
ベンダー設定ミスでFW機能不全、直後ランサム被害 - アクリーティブ
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
政府、豪主導の「防御可能なアーキテクチャ」国際ガイダンスに署名
前月の更新で「Bamboo」「Jira」など脆弱性14件を修正 - Atlassian
シークレット管理ツール「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性
アイ・オー製NAS管理アプリに権限昇格の脆弱性