Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

恐喝事件と別経路で流出か? - ヤフーBB顧客情報

ソフトバンクBBは、同社が提供するブロードバンドサービス「Yahoo! BB」の顧客名簿とされるデータ900件が同社に持ち込まれたと発表した。同社データベースと照合したところ、2003年3月11日から2003年3月22日時点のデータベースと一部が合致したという。

持ち込まれたデータは、氏名、住所、電話番号、携帯電話番号が含まれていた。ソフトバンクBBでは、「Yahoo! JAPAN ID」などの同社固有のデータが記載されていなかったことから、現時点で同社のデータが漏洩したか不明であるとしている。

今回持ち込まれたデータの特徴から、仮に同社のデータと仮定すると、漏洩元は最大約8万6000件の営業の申し込みデータだという。同社では、部門サーバに一時的に格納されていたものではないかとしている。

同社によれば、恐喝未遂事件の際の会員情報データは警察が押収しており、また犯人により破棄されているため、同事件の二次被害の可能性は低いとしている。

(Security NEXT - 2004/11/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

SonicWall製VPN製品「SMA 100シリーズ」に複数の脆弱性
保育園で園児の写真含むメモリカードを紛失 - 名古屋市
Java向けHTTPクライアントライブラリのCookie管理に深刻な脆弱性
「au PAY」装うフィッシング - ポイントプレゼントなどと誘惑
SDGs勉強会の案内メールで誤送信 - 栃木県産業振興センター
個人情報含むアンケート回答情報が閲覧可能に - セレッソ大阪
生徒の個人情報含む紙を再利用して配布 - 石岡市の中学校
データ消去が不十分なSSDを廃棄処分、認識不足で - 南生協病院
「Cisco NX-OS」に不正イメージを起動できる脆弱性
SailPointの「IdentityIQ」に深刻な脆弱性 - 修正パッチを公開