Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Winny開発者、起訴へ

ファイル交換ソフト「Winny」を開発した元東大研究員が逮捕された事件で、京都地検は起訴する方針を固めた。

著作権侵害ほう助により逮捕、起訴されるケースは今回が初めて。すでに海外では「交換ソフトウェアの開発自体は合法」との判断も下されている。今回の裁判で、違法との判決が出れば、ソフトウェア開発自体を規制する動きにも繋がるとし、国内におけるIT技術発展への足かせになるのでは、との声も上がっている。

「著作権侵害」をほう助する意図を立証できるため、起訴に踏み切ったと思われるが、現段階で逮捕された男性は、容疑を否認しており、裁判では争点になると予測される。

(Security NEXT - 2004/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意