Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Winny開発者、起訴へ

ファイル交換ソフト「Winny」を開発した元東大研究員が逮捕された事件で、京都地検は起訴する方針を固めた。

著作権侵害ほう助により逮捕、起訴されるケースは今回が初めて。すでに海外では「交換ソフトウェアの開発自体は合法」との判断も下されている。今回の裁判で、違法との判決が出れば、ソフトウェア開発自体を規制する動きにも繋がるとし、国内におけるIT技術発展への足かせになるのでは、との声も上がっている。

「著作権侵害」をほう助する意図を立証できるため、起訴に踏み切ったと思われるが、現段階で逮捕された男性は、容疑を否認しており、裁判では争点になると予測される。

(Security NEXT - 2004/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会