Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日本信販、カード会員情報10万人分が流出

日本信販は、同社の会員情報10万人分について流出の可能性があると発表した。流出した情報には住所や生年月日のほか、カード番号も含まれている。

日本信販によれば、同社会員4名に対し、覚えのない債権回収業者より有料サイトの請求書が届いたという。請求書では、氏名、住所など同社に登録されている特有のものと同じ表現が用いられていた。

日本信販では、今回流出したとされる4件の個人情報が同一ファイルで管理されていたことから、同ファイルが流出したのではないかと推測している。今回漏れたとされる情報は、氏名、住所、電話番号、性別、生年月日、カード番号など。

同社では、情報が流出した可能性がある顧客に対し書面にて連絡、現在警察や専門機関と協力し、調査を進めているとしている。

(Security NEXT - 2004/04/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

入力委託先で特定健診の受診票などが所在不明に - 守口市
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
SwitchBot製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
口座振込の確認メールを「CC」送信、メアドが流出 - 大阪市
総当り攻撃で内部侵入、挙動検知してサーバ隔離 - タマダHD
医療分野のセキュリティ人材育成で協定 - IPAとJAMI
認証管理製品「Devolutions Server」に複数脆弱性 - アップデートを提供
問合窓口担当者が外部サイトで顧客電話番号に関する不適切投稿 - JR東日本
先週注目された記事(2025年11月23日〜2025年11月29日)
米当局、工場設備向け「ScadaBR」のXSS脆弱性悪用を警告