「アカウントはロックされます」 - 偽Appleからのメールに注意
フィッシング対策協議会は、「Apple ID」のアカウント情報をだまし取るフィッシング攻撃が確認されているとして注意を呼びかけている。

誘導先のフィッシングサイト(画像:フィ対協)
「Apple ID」がロックされるなどとだまし、偽サイトへ誘導。アカウント情報を詐取するフィッシング攻撃が複数確認されているもの。
同協議会が把握しているだけでも、フィッシングメールの件名として8種類が確認されている。「アカウントはロックされます」「Your Apple ID has been locked」など、多くはアカウントがロックされたように見せかけ、不安を煽る内容だった。なかには「あなたの体のアカウントを確認してください」など不自然な日本語を用いていたケースもある。
メールの本文に関しても、日本語や英語など複数のパターンで流通。「iCloudへMacBook Pro 13より予期せぬログインが行われた」などとだます手口もあった。誘導先のフィッシングサイトについても、少なくとも5種類のURLが使用されている。
2月7日の時点で複数のフィッシングサイトが稼働しており、フィッシング対策協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。誤って情報を送信しないよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/02/07 )
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