Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

設定ミスでマイナンバーを住民票へ誤記載 - 取手市

茨城県取手市において、マイナンバーを記載した住民票を誤って交付していたことがわかった。

同市によれば、10月5日から9日にかけて、市内2カ所の自動交付機で発行された住民票に、個人番号を誤って印字していたことが判明したもの。10月9日14時ごろに住民より指摘を受け、問題が発覚した。

本来、自動交付機では個人番号を記載しないはずだったが、同市が委託する茨城計算センターが、住民基本台帳システムや自動交付機の設定作業を行った際、記載しないよう設定していなかったという。

今回の設定ミスにより、個人番号を印字した住民票を69名に交付した。同市では職員が対象者へ訪問し、謝罪している。

(Security NEXT - 2015/10/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ファイルを取り違え、町民の個人情報を誤って公開 - 綾町
サポート詐欺被害、PCを遠隔操作される - 足立東部病院
マイナンバー含むデータ入力を委託先が無断で再委託 - 熊谷市
一部マイナンバーカードを紛失、フォルダごと誤廃棄か - 鹿児島市
マイナンバーカードが入った生徒の財布を紛失 - 埼玉県の高校
「メルカリ」利用者狙うフィッシング - 本人確認サービスへ誘導
JNSA、2023年10大ニュースを発表 - 事件事故の背景に共通項も
個情委、公金受取口座の誤登録問題でデジタル庁に行政指導
住民票の誤交付問題で富士通Japanに行政指導 - 個情委
「マイナポイント事務局」装う偽メールに注意 - ポイント失効と不安煽る