Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ワークロード保護製品「Cisco Secure Workload」に深刻な脆弱性

ワークロード間通信を可視化し、トラフィックのアクセス制御機能を提供する「Cisco Secure Workload(旧Cisco Tetration)」の内部REST APIに深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートを提供している。

Cisco Systemsは現地時間2026年5月20日、セキュリティアドバイザリを公開し、「Cisco Secure Workload Cluster Software」に関する脆弱性「CVE-2026-20223」について明らかにした。

同製品に用意された「REST API」へアクセスする際、認証や検証の処理が不十分であることに起因。細工したAPIリクエストにより、認証を必要とすることなく、サイト管理者権限でサイトリソースへアクセスできる。

脆弱性を悪用されると、機密情報を読み取られたり、設定を変更されたりするおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「10.0」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同社は、同脆弱性を社内のセキュリティテストで発見したと説明。アドバイザリの公開時点で同脆弱性の悪用や公表は確認されていないとしている。

同社では修正版となる「同4.0.3.17」「同3.10.8.3」をリリース。「同3.9」および以前のバージョンを利用している場合はサポート中のバージョンへ移行する必要がある。SaaS環境ではすでに対応済みとしている。

(Security NEXT - 2026/05/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「TeamCity」の脆弱性悪用に注意 - 対応状況の確認や侵害調査を
Ciscoがアップデートを事前告知 - 8月19日に修正版を公開予定
GitLab、XSSをはじめ脆弱性13件を解消
「Ivanti EPM」や「Ivanti Neurons for MDM」に脆弱性 - 修正を実施
「OpenSSL」に脆弱性 - 今後のリリースで修正予定
Windows向け「LINE PC版」のインストーラに脆弱性 - 最新版の利用を
「Adobe Campaign Classic」に緊急更新 - 半月で3度目
Adobe、パッチチューズデーに複数製品の脆弱性を修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 修正版や仮想パッチを用意
会議参加者間でRCE攻撃が可能となる脆弱性 - Zoomが修正