Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「WORM_ANINNY」が活発、「Facebook」上の攻撃にも注意を - トレンド統計

logotm.jpg

トレンドマイクロは、7月の国内外におけるマルウェアの検知状況を取りまとめた。ファイル共有ソフトで拡大する「WORM_ANINNY」が引き続き活発なほか、Facebookを悪用した攻撃も目立っているという。

同社の不正プログラム検出ランキングによると、国内とワールドワイドともに、Windowsの脆弱性を悪用しUSBメモリでも感染を広げる「WORM_DOWNAD.AD」がトップだった。

国内の傾向としては、ファイル共有ソフトのネットワーク上で拡散する「WORM_ANINNY」の活動が特徴的で、トップ10内に3種ランクインしている。

同社が3種のうちのひとつである「WORM_ANTINNY.AI」のファイル名を同社が調査したところ、アダルト関連が63%と最も多く、一般漫画が19%、音楽が13%だった。

(Security NEXT - 2011/08/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
自治体におけるマイナンバー取扱状況を公表 - 個情委
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増
「サイバーセキュリティ」認知度5割届かず - 3割弱が対策未実施
テレワークで機密情報の特例持出が増加 - ルール遵守、半数近くが「自己確認」のみ
2021年度の個人情報漏洩などの報告は6000件弱 - 4件に1件が不正アクセス
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」
中小企業の3分の1、直近3年間のセキュ投資ゼロ - 「必要性を感じない」
ソフト全般「脆弱性」対策の必要性、PC利用者で約6割が認知