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孫のパスポート代理申請で個人情報を持ち出し - 熊本市

熊本市は、個人情報が記載された内部資料を外部に持ち出し、地方公務員法に違反したとして東区役所の職員を戒告処分とした。

同市によれば、、同職員は孫のパスポートについて代理で申請するため、3月19日に娘夫婦や孫2人の住所、生年月日などが記載され、外部への持ち出しが禁じられている内部資料を無断で出力、外部に持ち出したもの。

同市では、個人に関する秘密情報の目的外収集に当たるとし、7月10日付けで同職員に対し戒告の懲戒処分を行った。また管理監督責任として当時の課長を厳重注意としている。

(Security NEXT - 2020/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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