Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

人気エンタメ作品に危険サイトが便乗 - 「無料」で誘惑

視聴には有料契約が必要となるストリーミングサイトの人気エンターテインメント作品を、あたかも無料で提供しているように見せかけ、誘引する危険なサイトが多数確認されている。子どもなども標的となっており、注意が必要だ。

米McAfeeは、インターネットの検索結果でサイバー攻撃に便乗されやすいエンターテインメント作品を調査し、結果を取りまとめた。新型コロナウイルス感染症の影響で外出規制や自粛が呼びかけられるなか、ストリーミングサービスなどへの需要が高まっていることから、ウェブサイトの検索結果と米国におけるエンターテインメント作品との関係について調べた。

米動画配信サイトで人気があるTV番組や映画作品をピックアップし、「無料」「海賊版ダウンロード」などのキーワードと組み合わせて検索。検索結果にマルウェアの感染や個人情報やパスワードの詐取など同社のスコア判定より危険度が高いサイトが表示される割合を調べた。

調査結果を見ると映画では、10作品のうち4作品が子供向けの映画作品。一方テレビ番組としては、上位10作品のうち、半分は動画配信サービス会社が制作したオリジナル番組だった。オリジナル番組の視聴には契約が必要だが、無料で視聴しようと海賊版を探すユーザーを、サイバー犯罪者が狙い撃ちにしているかたちだ。

同社は、動画を違法に配信しているサイトの多くで、動画に見せかけマルウェアが公開されていると指摘。番組を視聴する場合は信頼できるサイトを利用するようアドバイスしている。また子どもがターゲットになっているとして、ペアレンタルコントロールなども活用するよう呼びかけている。

作品の危険度ランキングは以下の通り。米国における調査だが、国内で配信されている作品も多く見られる。

テレビ作品

第1位:ブルックリン・ナイン−ナイン
第2位:エリート
第3位:Harlots/ハーロッツ 快楽の代償
第4位:レターケニー
第5位:風の勇士 ポルダーク
第6位:Lost
第7位:YOU−君がすべて−
第8位:Gentefied/ヘンテファイド
第9位:PEN15
第10位:スキンズ

映画作品

第1位:WARRIOR 孤独なファイター
第2位:ゾンビランド
第3位:Mr.インクレディブル
第4位:俺たちステップ・ブラザース−義兄弟−
第5位:バッドボーイズ
第6位:アラジン
第7位:ライオン・キング
第8位:スウィンガーズ
第9位:アナと雪の女王2
第10位:インビテーション/不吉な招待状

(Security NEXT - 2020/06/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

10月は「Emotet」が急増 - 3カ月間の休止経て
2017年度「標的型攻撃」 は幅広い分野が標的に - 「ANEL」「Taidoor」「PLEAD」などのツールを悪用
4月にフィッシング報告が半減 - 誘導先URLや悪用被害のブランドも減少
不正サイトの検知数が上昇 - iPhone6便乗詐欺も
フィッシングサイトの割合が上昇 - お中元に便乗した詐欺サイトも
2015年の10大消費者問題 - 年金情報流出やマイナンバー詐欺
厚労省、臨時給付金に便乗した詐欺に注意喚起
劇場型「マイナンバー詐欺」で金銭被害
悪者にもっとも便乗されているヒーローは?
ハロウィンの便乗詐欺サイトが登場 - 年末年始も注意を