Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシングの報告が増加、悪用されたURLは大幅減

9月のフィッシング攻撃に関する報告は、3カ月ぶりに増加してふたたび11万件を超えた。一方で悪用されたURLやブランドは減少している。

フィッシング対策協議会によれば、9月に報告を受けたフィッシング攻撃は11万7033件。前月の9万9585件から17.5%増加した。減少が2カ月続いたが、3カ月ぶりに増加に転じた。1日あたり3901.1件の報告が寄せられている。

フィッシングサイトに悪用されたURLは1万4934件。前月の2万396件から26.8%減となった。4月以降、1万9000件から2万3000件超のレンジで推移してきたがやや落ち着きを見せている。1日あたりに換算すると497.8件だった。

フィッシングサイトに悪用されたトップレベルドメインを見ると、「.com」が約53.3%と突出しており、ついで「.cn」が約14.7%と目立つ。さらに「.cc(約5.5%)」「.xyz(約4.5%)」「.top(約3.4%)」「.shop(約2.6%)」「.cfd(約2.3%)」が続き、約1.7%では「.jp」が悪用されていた。

送信元のIPアドレスを見ると、中国の通信事業者から配信されたものが約86.1%で依然として多い。またPTRレコード設定がされていないIPアドレスからの送信が約94.1%を占めた。

20231010_ap_001.jpg
フィッシングの報告と悪用されたURLの推移(グラフ:フィ対協の発表をもとに独自に作成)

(Security NEXT - 2023/10/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「JVN iPedia」の脆弱性登録が増加 - 3四半期連続で1万件超
「Apache Airflow」に情報漏洩の脆弱性 - アップデートで修正
ランサム被害で情報流出を確認、生産や納期に影響なし - トンボ飲料
「BIND 9」にサービス拒否の脆弱性 - 権威、リゾルバに影響
JR九州グループ会社にサイバー攻撃 - 従業員情報流出の可能性
米当局、Ciscoのコミュニケーション製品の脆弱性悪用に注意喚起
「Cisco Unified Communications」に深刻なRCE脆弱性 - 攻撃試行も確認
Oracle、四半期パッチで脆弱性337件を修正 - CVSS 9以上が27件
予約管理システムから個人情報流出の可能性 - ダイワロイネットホテルズ
誤送信やSNS投稿など個人情報関連事故を公表 - 日本小児理学療法学会