偽楽天メールに注意、複数種類の件名や文面で出回る
「楽天」を装うフィッシング攻撃が発生しているとして、フィッシング対策協議会が注意を呼びかけた。攻撃には複数の文面やURLが用いられている。
同社を名乗る複数のフィッシング攻撃が確認されたもの。第三者によって不正ログインされ、パスワードをリセットしたなどとして、本文のリンクよりフィッシングサイトへ誘導する手口が確認されている。
さらにアカウント情報が更新できず、個人情報を確認する必要があるなどとだますケースなど、複数の文面が用いられており、本文内のリンクより偽サイトへ誘導。アカウント情報をはじめとする個人情報をだまし取ろうとしていた。
フィッシングメールの件名は、「【楽天市場】お支払い方法を更新してください(自動配信メール)」「【重要】楽天株式会社アカウントの 情報を確認する必要があります」「[楽天]ログインしましたか?」など複数のバリエーションが確認されており、誘導先のURLとして、少なくとも7種類が利用されたことが判明している。
2月28日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、閉鎖に向けて同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。引き続き類似した攻撃に注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/03/02 )
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