「再配達にはサービス料」、クレカ情報など狙う偽日本郵便に注意
「日本郵便」をかたったフィッシング攻撃が確認されている。「再配達にはサービス料が必要」などとだまし、クレジットカード情報を詐取する手口も確認されている。
「アカウントの更新」「配達のお知らせ」「重要な確認事項」など利用者が関心を持ちそうな件名を用いたフィッシングメールが出回っている。
フィッシング対策協議会によれば、2025年10月9日の時点でメールの件名として少なくとも13件の悪用が確認されているという。
メールの本文では、「アカウント情報に問題があり確認が必要」「郵便物について連絡がつかない状況」など不安を煽っており、メール内のリンクから偽サイトに誘導していた。誘導先のURLも複数確認されている。
誘導先の偽サイトでは、氏名や電話番号、住所のほか、「再配達にはサービス料が必要」などとだまし、クレジットカード情報を入力させようとしていた。
今後も類似したフィッシング攻撃が展開される可能性もあるとし、フィ対協では注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2025/10/10 )
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