Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

【訂正あり】「SharePoint」に任意のファイル取得される脆弱性 - 月例パッチで修正済み

マイクロソフトは、12月の月例パッチで「SharePoint Server」の脆弱性「CVE-2019-1491」を修正していたことを明らかにした。

サーバ上にある任意のファイルを取得されるおそれがある情報漏洩の脆弱性へ対処したもの。細工したリクエストを送信することで脆弱性の悪用が可能だという。

脆弱性の悪用や公開は確認されておらず、深刻度は4段階中2番目にあたる「重要」とレーティングしている。

脆弱性に関する情報を公開し、対処したことを米時間12月17日に明らかにしたもので、アップデートそのものは、同社が米時間12月10日に公開した12月の月例セキュリティ更新に含まれているという。

お詫びと訂正:当初記事で「定例外パッチ」と紹介しましたが、アップデートそのものは12月の月例パッチで配信されており、情報があらたに公開されたものです。ご迷惑をおかけした読者、関係者のみなさまにお詫びし、訂正いたします。

(Security NEXT - 2019/12/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性