Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

都議会議員メルアカが乗っ取り被害 - スパムの踏み台に

議会局のメールを管理する事業者より、同議員のメールアカウントが不正に利用されている疑いがあり、使用を停止したとする連絡が12月5日にあり、問題が発覚した。

同議員が使用するパソコンについては、マルウェアの感染などは確認されていないという。今回の不正アクセスによる情報漏洩の影響などについては調査を進めている。

同議会では、添付ファイルを通じてマルウェアに感染するおそれがあるとして、開いた心当たりがある場合は、早急にセキュリティ対策ソフトなどを用いて対策を講じるよう注意を喚起。

また同内容のメールを受信した場合は添付ファイルを開かず、メールを削除するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/12/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ウェブサーバが迷惑メール送信の踏み台に - タカラベルモント
従業員メルアカに不正アクセス、スパム踏み台に - 組込機器メーカー
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
計算用サーバが攻撃の踏み台に、テストアカを侵害 - お茶大
クラウド利用増加で標的型攻撃が進化 - 「初期アクセス」獲得阻止が重要に
Barracuda ESGの侵害、中国関与か - スパム装いゼロデイ攻撃を隠蔽
不正アクセスでスパム送信の踏み台に - 富士ロジテックHD
複数メルアカに不正アクセス、フィッシングの踏み台に - G.O HD
重要インフラ狙う中国関与の「Volt Typhoon」攻撃 - 中小企業も攻撃の踏み台に
盛岡市でスパムの踏み台被害 - 連絡先が未更新で初動に遅れ