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「VMware Workstation」などに複数脆弱性を解消するアップデート

VMwareは、「VMware ESXi」「VMware Workstation」「VMware Fusion」向けに脆弱性を修正するセキュリティアップデートをリリースした。

「Workstation」「Fusion」では、仮想ネットワークアダプタにおいて域外のメモリに書き込みが可能となる「CVE-2019-5541」が判明。共通脆弱性評価システムであるCVSSv3のスコアは「8.7」とレーティングされている。

CVSSのスコアは「7.7」とやや下がるものの、情報漏洩の脆弱性「CVE-2019-5540」も明らかとなり、いずれも重要度は4段階中2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングされている。重要度が1段階低い「中(Moderate)」とされるサービス拒否の脆弱性「CVE-2019-5542」を含めた3件の脆弱性をアップデートとなる「Workstation 15.5.1」「Fusion 11.5.1」にて修正した。

一方「VMware ESXi」に対しては、重要度が「中(Moderate)」とされるサービス拒否の脆弱性「CVE-2018-12207」を修正するアップデートをリリース。また各アップデートでは、「第2世代Intel Xeonプロセッサ(Cascade Lake)」で投機的実行においてデータが予測されるおそれがある「CVE-2019-11135」の緩和策が提供されている。

(Security NEXT - 2019/11/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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