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IT通信セクターの日米ISACが情報共有強化で覚書

ICT-ISACと米IT-ISACは、セキュリティ上の脅威に関する情報共有体制の強化を目指し、覚書に署名した。

米IT-ISACは、大統領令に基づき2000年に設立。ITや通信、セキュリティ分野のベンダーが参加するほか、「National Council of ISACs(NCI)」を通じて他業界とも連携している。

日本国内の通信や放送、情報サービス事業者などが参加するICT-ISACと、米IT-ISACは、さらなる情報共有体制の強化や会員企業間における協力の促進を目指し、覚書(Memorandum Of Understanding)に署名した。

今後は同覚書に基づき、機微情報の取り扱いを留意した上で脅威やインシデント情報の共有、情報共有の自動化、会員企業間における協力の促進などを推進していく。

(Security NEXT - 2019/11/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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