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アジア地域初の「Transparency Center」を設置 - Kaspersky

Kasperskyは、同社製品に関する透明性をアピールするため、「Transparency Center」をマレーシアのサイバージャヤに開設する。

同センターは、政府関係者やパートナー企業が同社製品をレビューできる施設。これまでスイスやスペインに設置していたが、アジアパシフィック地域では、今回がはじめて。

設置にあたっては、マレーシアのサイバーセキュリティ専門機関「CyberSecurity Malaysia」と提携。同国のサイバーに関連する主要政府機関や企業の協力のもと実現したという。

脅威分析、安全性レビュー、アプリケーションセキュリティのテストプロセスを含め、製品やサービスのレビューをリクエストベースで実施できるほか、個人や法人向け主力製品におけるソースコードを確認できる。

また同社製品の全ビルド、定義データベースのアップデートの全バージョンをレビューしたり、同社クラウド基盤「Kaspersky Security Network(KSN)」に送信されるデータフィードなども確認できるとしている。

(Security NEXT - 2019/08/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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