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不正アクセス受け、サイトに不正ファイル - 周東総合病院

山口県にある周東総合病院のウェブサイトが不正アクセスにより改ざんされ、不正なファイルが設置されたことがわかった。

同院によれば、5月15日23時過ぎから16日18時ごろにかけて、サイトが改ざんされ、不正なファイルが設置されたもの。

悪意あるファイルが同サイトよりダウンロードされる状態だったという。患者に関する個人情報の流出については否定した。

ウェブサイトが改ざんされた原因については、サイト管理ツールの脆弱性、あるいは2019年3月まで公開していた旧サイトのデータにあるFlashの脆弱性を突かれた可能性が高いと説明している。

同院では改ざんの判明後、サイトを停止してパスワードを変更し、すべてのデータを削除。バックアップしていたデータの脆弱性を修正し、同サイトを復旧した。

(Security NEXT - 2019/05/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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