Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache Tomcat」に脆弱性、サービス拒否のおそれ

Javaサーブレットの実行環境である「Apache Tomcat」において、サービス拒否に陥る脆弱性が含まれていることがわかった。

同ソフトウェアにおける「HTTP/2」の実装に脆弱性「CVE-2019-0199」が含まれることが明らかとなったもの。ストリーム処理に問題があり、スレッドの枯渇によってサービス拒否に陥るおそれがある。脆弱性の重要度は「重要」とレーティングされている。

同脆弱性は、2月にリリースされた「同9.0.16」「同8.5.38」で修正されており、開発チームはこれらバージョン以降へアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2019/03/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「auひかり」向けのブロードバンドルータに複数の脆弱性
Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ