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2018年の「不正アクセス認知」1486件 - 前年比284件増

不正アクセスを認知したきっかけとしては、「利用権者からの届け出」が852件で57.3%を占めた。次いで「アクセス管理者からの届け出」が345件、「警察活動」が269件、「発見者からの通報」が16件だった。

不正アクセス後の行為を見ると、「メールの盗み見など情報の不正入手」が25.9%にあたる385件でもっとも多く、前年の約2.6倍に拡大した。

「オンラインバンキングでの不正送金」が330件、「オンラインゲーム、コミュニティサイトの不正操作」が199件、「仮想通貨交換事業者での不正送信」が169件と続く。

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不正アクセス後の行為(グラフ:総務省)

(Security NEXT - 2019/03/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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