Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

予約システム「Coubic」に不正アクセス - 管理用PWを奪われる

予約管理システム「Coubic」が不正アクセスを受け、利用者の個人情報が流出した可能性があることがわかった。管理者の一部パスワードが漏洩していたという。

同システムを運営するクービックによれば、3月18日に外部より情報漏洩の指摘があり、調査したところ、個人情報の流出を確認したもの。

流出した可能性があるのは、サービス提供者および提供サービス利用者の氏名やメールアドレス、ハッシュ化されたパスワード、クレジットカード番号の下4桁と有効期限など。サービス提供者については、電話番号も含まれる。

同社の業務システムが不正にログインされ、サーバの管理用パスワードが窃取されたことが不正アクセスの原因としている。

同社では、管理用パスワードをリセット。利用者に対してパスワードを変えるよう求めるとともに、同じアカウント情報を他サービスで使い回している場合は、パスワードを変更するようアナウンスしている。

(Security NEXT - 2019/03/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

顧客情報含むハンディ端末が所在不明に - ミツウロコヴェッセル
ニッケがサイバー攻撃被害 - ダークウェブで流出情報を確認
店舗で受け付けた一部チケット会員入会申込書が所在不明 - 西武ライオンズ
登録者にフィッシングメール、メアド流出か - フォトクリエイト
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
ひとり親世帯の対象者リストを第三者に誤送信 - 山形県
参議院選の選挙人名簿が記録された記憶装置を紛失 - 仙台市
郡上八幡の特産品扱う通販サイトが不正アクセス被害
ウェブサーバにバックドア、DBの個人情報が窃取被害 - 楽待
婚活イベント情報サイトから情報流出 - フィッシング調査から判明