個人情報含むファイルを複数行政機関へ誤送信 - 長野県
長野県は、生活困窮者ガソリン緊急支援事業において、誤って無関係の個人情報が含まれるファイルを行政機関へ送信する事故があったことを公表した。
同県によれば、4月24日11時ごろ、業務委託先である長野県社会福祉協議会において、関係のない個人情報を含むファイルを、複数の行政機関へ誤送信する事故が発生したという。
ガソリン券を送付した4093人のうち、相談を希望した66人分の情報を相談希望者の居住地にある生活就労支援センター「まいさぽ」へ送信すべきところ、全4093人分のデータを含むファイルを21カ所の「まいさぽ」へ誤送信した。
同ファイルには、氏名、住所、電話番号が含まれるが、パスワードが設定されているという。5月2日にメールを受信した「まいさぽ」から指摘があり問題が判明した。
同日、誤送信先となった「まいさぽ」にメールで削除を依頼。電話でメールが削除されたことを確認した。
同県では、対象となる住民に対し、書面を通じて経緯の説明と謝罪を行うとしている。
(Security NEXT - 2025/05/19 )
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