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Carbon Black、日本国内にクラウド運用基盤 - アジア太平洋地域も視野に

米Carbon Blackは、クラウド運用基盤を国内に構築し、国内へのビジネス展開について強化をはかる。

従来海外のインフラを用いる必要があった同社セキュリティプラットフォーム「Cb Predictive Security Cloud」について、国内で利用できる環境を整備。金融や官公庁など、国内のデータ保管が求められる組織を含め、国内組織に対するビジネス展開を強化する。

また個人情報保護委員会と欧州委員会が十分性認定に向けた手続きに入っており、国内クラウド基盤が、アジア太平洋地域でビジネス展開する組織にとっても魅力的な選択肢になりうる、との見方を同社は示している。

さらに同社CEOであるPatrick Morley氏主催のもと、国内のユーザー会を発足。人材確保、攻撃トレンドの研究、ベストプラクティスの開発などに向けて協力するため、セキュリティ専門家のコミュニティづくりを進めるという。

(Security NEXT - 2018/11/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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