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警察庁把握の標的型攻撃メール、前期から半減するも高水準 - 「Excelファイル」が約半数

警察庁が2018年上半期に把握した標的型攻撃メールは2578件。過去最高となった前期から半減したが、依然として高い水準で推移している。

同庁では、7769の事業者が参加するサイバーインテリジェンス情報共有ネットワークにおいて、情報窃取を目的としたサイバー攻撃に関する情報を事業者と共有しており、同ネットワークを通じて把握した攻撃動向について取りまとめたもの。

同庁では、一般的なセキュリティ対策ソフトで検知できず、業務ファイルに見せかけてメールでマルウェアを送付し、情報を窃取する攻撃をメールを利用した「標的型攻撃」と定義。

2018年上半期に認知した標的型攻撃メールは2578件。過去最高を記録した2017年下半期の5438件から半減したが、依然として高い水準で推移している。

一時減少が見られた前年同期の589件と比較すると約4.3倍にあたる件数だった。

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標的型攻撃メールの件数推移(グラフ:警察庁の発表をもとに作成)

(Security NEXT - 2018/10/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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