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フィッシング報告が2割減、URLは増加 - 短縮URLを悪用

フィッシング対策協議会は、6月におけるフィッシング攻撃の動向について取りまとめた。報告数が減少する一方、悪用されたURLの件数は増加している。

5月に同協議会へ寄せられたフィッシング攻撃の報告は、2701件へと急増し、27カ月ぶりの高水準を記録したが、6月は約4分の3にあたる2009件だった。

一方、フィッシング攻撃に悪用されたURLは524件から836件へと約1.6倍に増加。悪用されたブランドは前月と同様に34件だった。

同協議会によると、5月と変わらずAppleを装ったフィッシング攻撃が多数確認されており、短縮URLにより誘導元のURLを変化させる手口が見られたという。また引き続き「LINE」「Amazon」「MyEtherWallet」といったブランドの悪用が確認されている。

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フィッシングの報告数と悪用されたURLの推移。発表を元に独自に作成
お詫びと訂正:本記事初出時の記載について、URLの件数に誤りがあり、修正しました。ご迷惑をおかけした読者、関係者のみなさまにお詫びし、訂正いたします。

(Security NEXT - 2018/07/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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